[ 2004年5月 ]


前回のリポートで話題にしたシャカパインの挿し木ですが、2年半以上何の変化もなかったのですが、今月突然新芽が出てきました。「もしかして発根したのかも」と大喜びしたのですが、それもつかの間、新芽の成長はすぐに止まり、あっという間に挿し木全体が真っ黒になって枯れてしまいました。枯れた後で、発根していたのかどうか確かめてみたところ、根は全く出ていませんでした。「ろうそくは燃え尽きる一瞬、明るく輝く」という言葉を思い出してしまいました。「この挿し木くんは、最後の力を振り絞って頑張ったんだろうな」と思うと、非常に切なかったです。
シャカパインの最後のとりでだったこの挿し木も枯れてしまい、とても残念です。「また挑戦したいです」と言いたいところですが、国華園以外の苗カタログでシャカパインを見たことがなく、その国華園も現在はシャカパインを扱っていないので、再挑戦は難しそうです。う〜ん、返す返すも残念…。



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