2005年2月のページでお知らせした花芽ですが、やはり厳しい寒さに耐えきれず、その後ポロッと落ちてしまいました。覚悟していたとはいえ、やはりショックでした。
その後3月下旬になって、別の枝からまた花芽が出てきました。今日の時点でだいぶ花芽が膨らんできたように思います。今回は花芽の数も多く、気候も暖かくなりましたので、無事に開花してほしいと思います。
ついに開花しました。今朝見たときには開花する気配すらなかったのに、午後見に行ったらパカッと開花していました。
ホワイトサポテの花は開花するときに雄しべが雌しべに触って勝手に受粉すると聞いていたのですが、見に行った時点では既に雄しべと雌しべが離れていて、果たして受粉が行われたのか不安…。そこで、念のため人工授粉を試みることに。しかし、ここで大問題が。雄しべがカピカピで、花粉が全く見当たらない! 花粉はいずこへ…。以前インターネットで調べたときに、「ホワイトサポテには花粉を持つ品種と持たない品種とがあるが、ゴールデングローブは花粉を持つ品種」だと書いてあったので安心していたのですが、まさかこのホワイトサポテ、花粉を持っていないんじゃ…。
「受粉が行われて雄しべと雌しべが離れた後、風で花粉が全部飛んじゃったんだ」などと都合の良い解釈で自分を納得させつつ、カピカピの雄しべを筆でなぞって、雌しべに付けておきました。せめて人工授粉の真似だけでも。果たして、今後どうなるでしょうか。
その後も次々に開花しています。用心深く観察して、開花直後の花も見ることができましたが、開いた瞬間にはもう雄しべと雌しべは離れていて、自動的に受粉している様子は見られませんでした。しかも、開花直後の雄しべを見ても、花粉が見当たらない…。「きっと花粉は目に見えない大きさなんだ」などと都合の良い解釈で自分を納得させつつ、今回も一応人工授粉を。
でも、もし花粉がないとなると、受粉樹を購入しないといけないのかなぁ…。